必要ないだろうと思っていたのですが、「破壊のないイベントでないとこわくて真剣必殺が回収できない」「いつまでも真剣必殺が出なくて何回も重傷になって手入れ資材大量に持っていかれた」等、発動条件を誤解していて真剣必殺を回収できないという意見を散見するので、記事にしておきます。
真剣必殺の発動条件
真剣必殺の発動条件は、
- 該当の刀剣が中傷状態である
- 敵から攻撃を受ける(遠戦を除く)
この2点です。
そして、大事なのは、
- 被撃は本体である必要はない
という点。
「通常時には真剣必殺なんかこわくて回収できない」「真剣必殺を回収しようとしているうちに重傷になった」という嘆きは、真剣必殺の発動条件を誤解しています。
同時に、前者は刀剣破壊の仕様も誤解しているかと思います。
脱線しますが刀剣破壊は「重傷状態で進軍して」「残HP以上のダメージを本体が受けた場合」に発生します。重傷になった戦闘では戦線崩壊するだけで、破壊はされません。
中傷になったら刀装をつけていいし、刀装がなくても中傷の間は進軍しても刀は折れません。
真剣必殺の回収手順
1-1裸単騎
まず、刀装なしの状態で中傷まで生存を削ります。
基本は1-1。1戦あたり3程度しか削れないことがほとんどですが、もっと上へいくと低レベル非極は負けますので1-1がおすすめです。
レベルをあげてある、HPが多いといった場合は1-2あるいは1-3でもいいでしょう。
※1-2以降を使う場合、検非違使が出た時は陣形選択前にタスクキルあるいはタブ/ウィンドウの終了で回避します。
ただし、大太刀・薙刀を除いてこちらが倒せるのは真剣必殺が出ない限り1回の戦闘で最大2体。
敵が6体出る戦場へ放り込んでしまうと1ターンめで5あるいは6体、2ターン目で4~(1ターンめ2ターンめとも敵を倒せなければ最大)6体から、敵が全部短刀であれば3ずつダメージをくらいますので、最大1戦闘で36、HPを削られます。
回収対象が短刀であれば重傷どころか戦線崩壊して負ける可能性もありますので、多少まどろっこしくても弱い刀は1-1でちまちま削りましょう。
とくに、入手直後のLv1Lv2の刀剣は、打撃値が低いと1-1ボスでも負けることがあります。
1戦めの敵への与ダメを見て(数値は見なくてもかまいません。1戦めの敵を全滅させられないようだとやや危険です)、これは勝てそうにないなと思ったらLv3~4ぐらいになるまでは1戦撤退でもいいでしょう。もちろん、負け数を気にしない本丸は気にせずボスへつっこんでOKです。
中傷になったら、撤退します。
中傷になったターンで真剣必殺が出たらそこで終了です。
刀装をつけて1-1へ
全スロットに刀装を積んで出撃します。
なるべく殴られる回数を増やしたいので遠戦装備はやめておきましょう。開戦前に敵を全部倒してしまっては出撃した意味がありません。
上述のように中傷状態であれば刀装が吹っ飛んで殴られて重傷になったとしても、そこで撤退すれば破壊は発生しませんが、不安ならお守りもつけましょう。
単騎であれば現在の仕様では重傷になったターン終了時に本丸へ強制送還ですので、装備していても絶対にお守りの発動はありませんが。(そういう意味でも単騎が安全です)
殴られるごとに発動の判定があるので、これも、真剣必殺回収対象の強さによっては1-3あたりまで候補に入れていいと思いますが、安全なのは1-1です。
とくに非極短刀は刀装が1つしかつけられないので、敵に4発殴られると金歩兵でも刀装が剥げます。残HPによっては重傷にもなりますので敵の数の多い戦場に出すのはやめておきましょう。
ただし、ほかの刀種でも同じ刀装に攻撃が集中すれば同じように刀装は落ちますので、さっさと回収したいからといって敵が6体出る戦場につっこむのは危険です。
あとは、まだボスにつっこむには弱いようであれば1戦撤退、ボスまで相手にできるようであれば進軍して真剣必殺が出るまで周回。
よほど運が悪くてもLv1からはじめてLv10ぐらいまでには回収できるでしょう。
真剣必殺回収のタイミング
非極刀剣
非極刀剣、つまり入手したての刀は、何より先に真剣必殺を回収しましょう。
つまりLv1で1-1裸単騎です。
これはなぜかというと、特がつくと傷が全回復するからです。
ほかにすでにある程度育った刀(とくに薙刀)がいて介護が可能であれば中傷のまま部隊長にしてもうすこし先のマップでパワーレベリングをすればあっという間に20になりますし、イベント中であれば、部隊長は複数ヒットの大型刀の巻き添え以外での被撃はありません。中傷のまま部隊長にして適当に周回しているうちに特がついて全回復します。
しかし、大太刀はともかく、薙刀はある程度育ててしまうと1-1では敵に先制してしまいます。削ってもらえなくなってしまうので敵が先制してくる低レベルのうちに必殺グラを回収してしまいましょう。
また、真剣必殺グラフィックを回収しないまま極にしてしまうと、あらたに非極の同じ刀剣で真剣必殺を発生させなければグラフィックの回収はできません。コモン刀はいくらでも替えがききますが、レアは回収前に極にしてしまわないよう、気をつけましょう。
そして、あとから刀帳をいちいちめくって、どの刀の真剣必殺が回収済みか未回収か確認するのはとても手間がかかります。
そういった意味でも、すべての刀剣をLv1時点で(実際の育成を開始する以前に)真剣必殺を回収してしまうのをおすすめします。
髭切/膝丸
源氏の2口は非極刀剣の中でも特殊な設定がされていて、特前/特1/特2/特3(髭切のみ)すべて別の刀帳番号が振られています。
ほかの刀剣は極になる前に真剣必殺を出しておけば回収できますが、源氏刀だけは特のつく25・特2になる50・髭切の場合特3になる75までの間にそれぞれ真剣必殺を出しておかないと、刀帳に穴があきます。注意が必要です。
これもまた、Lv1のうちに・25で特がついたら即・50で特2になったら即・髭切は特3になったらすぐに回収をしておくといいでしょう。
極刀剣
極刀剣も、基本的には(レベルがあがったり内番でHPが増えると中傷までに減らさなくてはいけないHPが増えてしまうため)入手直後(修行期間直後)が望ましいですが、極はすでに特を越えていますので、無料で全回復できるタイミングがありません。
これもまた、どの刀剣のグラフィックが回収済みか未回収か、いちいち刀帳を開いて確認するのは非常にめんどくさいので入手したら早めにやってしまいたいところですが、極は非極よりも手入れ資材が多く設定されています。特に大型刀はそれだけのために手入れはしないですませたいところ。
したがって、
- 手入れの不要なイベントを待って回収する
- 真剣必殺の回収をすませたら中傷のまま放置して手入れ資源0キャンペーンを待つ
- 特命調査の回復マスあるいは回復アイテム(入場前の傷も含めて全回復)を使う
- 手入れ資源は惜しまずに尋常に手入れする
のどれかから選択することになります。
実際、イベントで編成して使っていれば、そのうちボコられて真剣必殺を出します。
急がないのであればそのうち全部集まるでしょう。
イベント以外で回収する場合は、1-3あたりがほどよくすぐ削れます。
ただし、極薙刀は、1面では先に敵を掃討してしまって削ってもらえない可能性があります。
2面3面とうまく削れるポイントをさがす、あるいは7面以降でレベリングをする際、薙刀だけ中傷になるまで刀装なしで連れ回す削る等、多少の工夫が必要になってきます。
1口の真剣必殺の回収にはそれなりに手間がかかります。
後回しにしているうちに忘れてしまってあとで刀帳を見直して「あっ!」とならないように、手に入ったら早めに回収をすませておくといいでしょう。