あなたのマップには、もうこいつは出現していますか。
まだなら、自分で出していいと決めたマップ以外では絶対に出さないようにしましょう。
もう出現してしまっているなら、これ以上有益なマップに余計なものをつけないように気をつけましょう。
この記事の内容
検非違使とは
検非違使(けびいし)とは、一定の条件を満たすとマップに登場するようになる、特殊な敵です。
設定としては、時間遡行軍・政府軍双方をともに歴史に干渉する異分子と位置づけて攻撃してくる第三勢力、ということになってはいますが、実際のプレイにおいては、ただのお邪魔要素です。
高速槍を含み、生存が異様に高く、刀装も特上をフルにつけていて、先制されたり撃ち漏らしで刀装貫通の攻撃を受けやすい、いやな敵です。
通常の敵と違うところは、マップごとに固定ではなく、自軍部隊の一番上のレベルの刀剣男士に合わせたレベルの部隊が出てくること。
このため、保護者つきでレベリングをしている最中に出くわすと、育成刀がまとめて重傷にされてしまうことさえあります。
一度検非違使の出現フラグが立つと、該当マップのマスを1つ進むごとに判定が行われ、出現を引いてしまうと通常の敵のかわりに検非違使が出現し、強制的に戦闘となります。
検非違使の出現条件
検非違使は、マップ単位で出現します。
特定の条件を満たすことで出現フラグが立ち、以後、そのマップでは1マスごとに確率で検非違使が出現するようになります。
唯一の例外は1-1函館で、ここだけは何千回クリアしても検非違使は出現しません。
検非違使の出現条件は「1つのマップを10回クリアする(ボスを撃破する)」ことです。
10回めのマップクリア時に前兆演出が出、次回マップ突入時から出現します。
初回はマップ進入時にこんのすけによる導入演出があり、必ず1マスめで検非違使と遭遇します。
以後はマスを進むごとに内部抽選で出現判定があり、運が悪ければ1マスごとに検非違使が出現します。 検非違使の出現するマップにはマークがつきます。
このマークは一度ついたら二度と消せません。
検非違使を出さないようにする方法
検非違使との戦闘に突入するかどうかはプレイヤー側ではコントロールできません。
最終的にレベリングのために周回するのは5-4がメインになりますが、ここに検非違使を出し、カンスト寸前の大型刀が中傷重傷などくらった場合、各1000近い資源とまる1日から80時間ほどの手入れ時間を要求されます。
本来、周回によるレベリングが必須のこの種のゲームで、周回を阻害する敵が設定されるというのはおかしなことですが、実装されている以上対応するしかありません。
攻略でクリアする以外はボスマスを踏まずに、手前で撤退する
これを徹底すれば検非違使には遭わずにすみます。
現状、ほかに回避する方法はありません。
ただし、検非違使実装前にゲームをプレイしていた場合、クリア回数のデータは内部に保存されています。
それが10回を超えていると、検非違使実装後に1回クリアしただけで検非違使が出現するようになります。
逆を言えば、検非違使実装以前に10回以上5-4をクリアしていても、実装後にボスを一度もクリアしなければ検非違使を出さないですみます。
検非違使を容認するか、回避するか
ボスマスは経験値がほかのマスより高く設定されています。
経験値的にも、また疲労度の関係からも意図的にマップでの戦闘数を1回減らすのは非常にもったいないのですが、検非違使が出るとマップが安定して周回できなくなってしまいます。
刀剣乱舞では、戦闘の結果は陣形を選択した時点で計算されます。
これを利用して、検非違使が出現しても、陣形を選択する前であればブラウザのリロード(もしくは終了)で戦闘を回避することができます。
検非違使マークのついたマップに出撃し、検非違使が出現したらリロードで帰城。
出現しなければそのままボスマスまで進軍し、ボスマスの経験値をもらう。
こういうプレイも可能です。
ただし、リロードは大きなくくりではF5アタックの一種となり得ますので、サーバーに負担をかける行為とみなして極端に嫌う人もいます。
検非違使マークをつけるのを回避するか、ついてしまったら諦めて遭遇したら戦う、もしくはリロード回避するかは個々の判断にお任せします。
ただし、リロードによる回避には、デメリットも付随します。
前のマスでの戦闘が終了した時点で帰城したとみなされ、疲労度の増減はその時点までのものとなります。
たとえば出撃して1マスめで検非違使が出現し、リロードで戦闘を回避した場合、部隊全員の疲労度は出撃ぶんの-10がすでに加算されています。
疲労抜きをせずにロードしてそのまま再度出撃し、また1マスめで検非違使が出てリロードを繰り返していると、当然ながらcond値が下がり、最終的には疲労がつきます。
また、前のマスと検非違使の出たマスの間に資源マスがあった場合、リロードすることによって資源マスの手前で帰城したことになりますので、拾った資源は持ち帰れません。
なお、検非違使を引く乱数には体感ですがやや偏りがあり、出る時は連続で出ます。
出ない時は12戦の6-2を3周ぐらいしても一度も出なかったりしますが、出る時は1歩ごとに出ます。
リロードしてもしばらくは出続けて、部隊が経験値を一切拾えないままオレンジ疲労になることもままあります。
そういった部分も含め、検非違使をつけるかつけないか、ついてしまった場合回避するかしないかは各自判断してください。
デイリー任務
デイリー任務には、検非違使との戦闘に関するものが2つあります。
検非違使1回撃破と5回撃破です(合計5回で達成になります)。
検非違使関連のデイリーはどちらも手伝い札がもらえますが、検非違使と戦闘をすると逆に自軍の刀が手入れが必要になる可能性も高いので、せっかくもらった手伝い札をそのまま使うことにもなりかねません。
もらえる資材もたいした量ではありません。大型刀の手入れが必要になったらあっさり消えるどころか、足が出る量です。
それでは意味がないので、検非違使がらみのデイリーをやるかどうか、どのマップでやるかは慎重に考えましょう。
デイリーは義務ではなく、クリアしなくてはゲームが進められないものではないので、検非違使関連のデイリーはやらないというのも一つの手です。
デイリーをする場合、どのマップを使うかによって難易度は大きく変わってきます。
1面と2面は検非違使も弱いですが、検非違使の出現率も低く設定されているため、狙って検非違使と戦闘をするにはあまり向きません。
3面以後で適切なマップを選びましょう。
特殊ドロップ
一部の刀剣は、入手経路が検非違使からのドロップのみになっています。
検非違使実装当初は長曾祢虎徹と浦島虎徹がそれでしたが、2016年2月のアップデートで長曽袮と浦島は鍛刀落ちし、現在は髭切と膝丸の源氏太刀2口がドロップするように変更になりました。
長曽袮・浦島がドロップだったころと比べて膝髭兄弟のドロップ率はややゆるく設定されているようで、わりとよく出ます。
兄のほうがドロップ率が低いのは虎徹兄弟とあまり変わらず、兄者を求める膝丸がどこの本丸にも溢れているようです。
また、イベント「戦力拡充計画」では、マップの1つに擬似検非違使が出現するように設定されています。
この検非違使は通常の検非違使と違って強さが固定となっていますが、それ以外は検非違使なので、どうしても検非違使と戦いたくないけれど源氏刀はほしいということであれば、戦力拡充計画が開催されるのを待つのも一つの手です。
※ただし、今後も必ず開催されるという確約はなく、再度開催された時にも擬似検非違使が出現するかどうかも確定ではありません。
検非違使戦にお勧めのマップ
検非違使はもともと強く設定されています。
また、必ず槍が出現し、いつかは必ず手入れが必要になります。
同じ手入れが必要なら、資源も手入れ時間も、かるくすませるにこしたことはないのではないでしょうか。
その観点から、デイリーの検非違使狩りを実施するのに適したマップをご紹介します。
6-2 三条大橋
最もオススメなのがこの三条大橋です。
6面は夜戦マップのため、大太刀・薙刀・槍・太刀が極端に弱体化します。
つまり、大太刀・槍・薙刀・太刀を多く含む検非違使も、かなり弱体化します。
敵の槍は刀装無視の上固定ダメージというチート仕様なのでどうやっても刺されますが、それ以外の検非違使は6面ではゴミです。
次に、6-2は最大で12戦と戦闘数が多く、部隊メンバー全員が常時桜状態をキープしやすいマップです。
また、基本が一本道で、比較的ボスマスに到達しやすいため、検非違使を出すための10周を稼ぐのが比較的楽です。
さらに、夜戦ではあるものの屋外戦のため、投石が効きます。
いくつかのマスは高速槍が確定で出現しますが、運がよければ開幕投石で槍をつぶしてしまえます。
加えて、このマップでは明石国行がドロップします。
明石がドロップするのは、イベントを除いてはこのマップのみなので、検非違使狩りのついでに明石掘りも可能というわけです。
6-3 池田屋二階
三条大橋の次点候補がこちら。
6-1ほどの迷路でも、6-4ほど道中のきついマップでもありません。
分岐の数は6-2と同じではありますが、6-2は(明石掘りができないという声が大きかったため)ボスマス到達率を調整してあるので、6-3のほうがボスに到達しにくいです。
また、6-3は室内戦のため、有効な飛び道具は銃のみです。
銃兵は短刀しか装備できない上、非常にレシピの重い刀装です。 他刀種との共有ができず、道中殴られて刀装が落ちる=ひんぱんに補充で作りなおす可能性も考えると、資源面で刀装は銃よりは重歩兵が適しています。
しかし、重歩兵は遠戦ができません。
どうしても6-2では検非違使狩りをしたくない、明石掘りもしたくない理由があるのでなければ、6-3よりは6-2をおすすめします。
検非違使を出してはいけないマップ
では逆に、検非違使を出さないほうがいいマップを見ていきましょう。
戦闘数はすべて、ボス前撤退(ボス戦をしない)前提での戦闘数です。
2-4 江戸・大阪冬の陣
遠戦のないマップのうち一番経験値が入り、終端の資源マスでは依頼札が掘れる良マップです。
低レベル育成の最重要マップといっていいでしょう。
岩融がいて幼稚園育成をするのであれば0戦闘で撤退(リロード)しても手間がかかるだけであまり問題はありませんが、通常戦闘で育成している場合、もとより戦闘数が少なく疲労がつきやすいところをさらに撤退を繰り返さないといけないのは非常に効率が落ちます。
4-1 長篠
ボス側へのルート固定が可能、かつ最大5戦可能。
戦闘数の少ないほうへそれても依頼札の掘れる良マップ。
4戦以上可能になる最初のマップでもあり、比較的低レベルでも周回できます。
4-3 桶狭間
最小で3戦ですがめったに3戦を引くことはなく、最大6戦と4-1同様戦闘数が稼げ、運がよければ資源が1出撃で3種も入手可能という、資源掘りにも最適な優良そのもののマップ。
4面までの最重要マップといっても過言ではないマップです。
また、最後の分岐が資源側へそれることが多く、撤退を忘れてリロードをする手間もあまりかかりません。
このあたりまでくるとレベル制限もかなり高くなってくるため、資源掘り兼レベリングで長く周回できるマップです。
ここの周回に飽きたら、そのまま5-4へ移動してもいいくらいです。
4-4 椿寺
最大6戦、最小でも4戦と、先頭誉レベリングの条件をすべて満たすマップ。
戦闘数がそこそこあるため、通常レベリングにも適しています。
ただ、4戦で終わることも多いため、経験値がやや多いことを除けば4-3に一歩譲る使い勝手です。
5-4 厚樫山
6面では能力が極端に低下してゴミになる大太刀・太刀・薙刀のみの部隊を99までレベリングできる、現状唯一の、昼戦でレベル制限のないマップです。
戦闘数も最低4、最大6と多く(ボスマス手前でサイコロを振り、ボスからそれた場合続行するのであれば最大7)、メンバーによっては桜回しをしなくても全員が常時桜をキープできます。
以前は三日月じじいがこのマップのボスマスでしかドロップしなかったためじじい難民は泣きながら検非違使と戦ったり検非違使が出たらリロードしながらじじいを求めてマップを周回していましたが、現在では6面でもじじいのドロップがあるため、無理にこのマップをボスマスまで周回する必要はなくなりました。
7面が実装されてレベル制限のないマップは増えましたが、7面は極刀剣編成を前提としていると思われる難易度に調整されています。極刀剣が最低4はないと安定周回は難しく、極以外の刀剣は1~2本までしか育成枠がありません。
また、極になっていない育成刀は7面では常にアンダーレベルです。レア5太刀に金盾3装備でも刀装は落ちるので、事故の危険性が常につきまといます。
そういう観点からも、5-4は7面実装後も重要なマップです。
全刀剣カンストを目指すのであれば、絶対に検非違使を出さないようにしたいところです。