新刀剣男士。魅惑的な言葉です。
しかし、そこに「期間限定鍛刀」という言葉がつくと一気に恐怖の言葉にもなります。
期間限定鍛刀。
イベント報酬であれば次回の同イベント時に復刻あるいは安くなって道中の報酬になる可能性が高いですが、期間限定鍛刀はそうはいきません。
決められた日時のうちに目当ての刀剣男士を得られなければそこからへたをすれば数年、入手のチャンスの回ってこないこともある、おそろしい行事です(実例:鬼丸国綱)。
しかも、近年では短期間のうちに複数回の期間限定鍛刀が行われることが増えてきました。
入手機会に喜べる一方、すべての難民の場合血の気の引く画像です。
なんといっても、鍛刀は資材がないとなにもできません。
前回の限定鍛刀、あるいは大阪城や拡充といった資源消費イベントで減らしたまままだ戻りきっていない、というのはよくあることです。
限定鍛刀のある時には資材の現物や札が販売されますし、鳩を使えばまあ、地獄の沙汰も金次第で札も資源もそれなりに回復させることは可能です。
ですが無課金者にとっては短期間で資材を取り戻すのは難事業。
ほしい刀があるなら、とにかく戻せるだけ資源を集めなおしましょう。
この記事の内容
鍛刀イベントに必要なもの
あらためて言うまでもありませんが、必要なのは
- 資材4種
- 依頼札
- 手伝い札
の3種あるいは資材をそれぞれ単独で数える場合6種です。
どれが足りなくても、鍛刀イベントを全ツッパすることはできません。
手伝い札は惜しんではいけない
最近の期間限定鍛刀にはだいたいにおいて優良配合があり、500オールとか800オールとかですが、かつて数珠丸恒次の実装初回の期間限定鍛刀時には、優良配合が100オールだったことがありました。
こういった場合、本命の刀剣以外は短刀や脇差ができあがります。
つまり、20分から40分の鍛刀時間。
こうなると、人の心理として、手伝い札を使うのが惜しくなります。
20分待てば完成するんだし・・・と日和ってしまいます。
もちろん、ゆるくやるつもりならそれでかまわないでしょう。
ですが、すべて20分のコモン短刀がきたとして、1時間で鍛刀できる刀は鍛冶場1つあたりたったの3本です。
24時間休みなしで回し続けても、72本しかできません。不眠不休でデフォルトの鍛冶場2を回して150回も鍛刀できないのです。
40分の脇差が出たら2時間で3本、24時間かかってたったの36本しかできません。
鍛冶場をMAXまで増築していても、これではまったくはかどりません。なんのための軽い優良レシピなのかがわからなくなります。
また、期間限定鍛刀は短いと3日、長くても一週間程度というのがこのところの傾向です。とくに3日の場合、20分だの40分だの待っていたらあっという間に鍛刀期間が終わってしまいます。
繰り返しますが、札を含め資源をなるべく節約してまったり参加したい、あるいは、資源がないから無理はしたくないならそれで問題ありません。
ですが、何があってもその刀を手に入れるぞと決意しているのであれば、鍛刀時間が20分だろうが、手伝い札を惜しむのはやめましょう。沼った時に時間切れで泣くはめになるのは自分です。
つまり、手伝い札も、数を用意しておく必要のあるアイテムです。
入手経路別資材回復方法
資材を入手する経路は4つあります。
- クエスト(日課・月課)
- 遠征
- フィールドの資源マス
- 刀解
それぞれの、効率のいい入手方法をさぐっていきます。
クエスト(日課・月課・イベント)
おおむねにおいて、簡単なタスクをやりとげることで資材や札がもらえるものです。
検非違使関連のクエストは部隊とマップによっては「簡単」ではありませんし、確率で発生するものなので、手間がかかります。
また、クリアするための出撃でダメージを受けて、報酬より手入れ費用のほうがかかってしまっては本末転倒です。
あくまでも手間のかからない任務を、黒字になるように回しましょう。
また、イベント任務は場合によってはそこそこ資材や札をもらえます。
ただし、戦力拡充や大阪城は刀装ロストがあり、傷も帰城では回復しません。
資材を回復したい本丸にとって、大型刀に重傷になられて手入れ資材をごっそり持っていかれるのは大打撃です。
イベント用に編成する刀種を極短刀や短脇メインにする、周回するマップも浅いところを選ぶなど、無駄な出費が出ないように注意しましょう。
遠征
資材及び札の回復手段として最も頼りになるのが遠征です。
とくに、手伝い札を増やせるのは遠征だけです。
札は基本的に1回の遠征で1枚しか手に入りません。
2枚手に入る遠征もありますが、時間効率が非常に悪いのでおすすめできません。
課金アイテムの鳩を使って遠征を呼び戻すのでなければ、1日に入手できる札や小判、資材の量には限りがある、それも決してめざましい量ではない、ということです。
なるべく時間効率のいい遠征を選んで回します。
具体的には、張り付きで回せるならB3とB4は鉄板。これで各資源それぞれほぼ同量+依頼札1手伝い札1が手に入ります。
残り1部隊はとくに足りない資材や札をもらえる遠征で効率のいいものを選んで出します。
ガン回しが可能であればA1/A2/A3が最高効率ですが、ほぼ10分おきに回収が発生しますし、桜のつけなおしも同じくらい頻繁に発生します。
時給は非常にいいですが、それはあくまで戻ってきた瞬間に回収してノータイムで再度送り出すことが前提です。1回の収穫は微々たるものでしかありません。オンタイムでの出迎えと即時の送り出し、待機の間に交代要員の桜づけ。これができない場合は一気に時給が落ちますのでB3/B4のほうが安定します。
短時間遠征でなくとも、遠征はピストン輸送が原則です。
時給がいい、悪いと言うのはあくまでも戻ってきたタイミングで出迎える前提でのものです。
出したら出しっぱなしにせず、スマホ版ならプッシュ通知をonにする、PC版でもタイマーをかける等で回収までのロスタイムをなるべく減らしましょう。
とはいえ、とくに社会人はそこまで厳密な管理は難しいでしょう。
その場合でも、なるべくこまめにログインして遠征部隊を回収し、再度送り出すようにしましょう。
1時間の遠征に出して次のログインが12時間後、つまり遠征から戻った部隊を11時間ほったらかしておくくらいなら、12時間遠征あるいは8時間10時間の遠征に出しておくほうが入手できる資材は増えます。
次のログインタイミングもある程度考えた上で、張り付きで回せるなら短時間の遠征、寝る前は長めの遠征に出す等、その時どきの状況に応じた遠征を使い分けてなるべく多くの資材を手に入れられるようにしましょう。
遠征について詳しくはこちら
しかし、遠征をきっちり回すことこそが、安定した本丸運営の要になるのです。
フィールドマップの資源マス
極刀剣は6本いますか。
ほかの刀剣のレベリングはある程度進んでいますか。
もしそうなら、極6本を4-3につっこみましょう。
別項でも紹介していますが、4-3は資源が最大3種各65も手に入る超優良マップです。
65がどのくらいすごいかというと、A3の20分遠征を1時間張り付きで3回ぶん回してようやく手に入る量です。時給60を超える遠征はほとんどありません。
しかも、それが最大3種手に入ります。一周ちゃっちゃと回れば5分から10分でおわりますので、超絶高効率です。
4面ですので極刀剣にとって敵はゴミです。
また、万一撤退しそこねて検非違使を出してしまっても、大笑いなことに検非違使は部隊の刀剣男士の「レベル」を参照します。
どういうことかというと、実質はLv100をはるかに越えていても、極短刀が40であれば40の検非違使が出てくるのです。
つまり、昼戦であっても、極刀剣部隊であれば、検非違使もゴミです。
当サイトでは基本的に6-2と7-4以外のマップで検非違使フラグを立てるのは非推奨としていますが、最近ではイベントも多く、フィールドマップ以外でのレベリングが比較的容易になっています。
そのため、4-3の重要度がやや下がっていますので、レベリングをしたい刀剣がもうそれほど残っていない、あるいは育成はイベントでする、のであれば、ボス前撤退に気を使わずがんがん周回して、資材回復用+むしろ検非違使を出してデイリー消化用のマップにしてしまってもかまわないでしょう。
ただし、まだ幼稚園がフル稼働の本丸は、4ー3に検非違使を出してしまうとデメリットが多くなります。
とはいえ、よほど少数精鋭の計画的な育成をしているのでない限り、極が6本以上あって幼稚園を開設してもらわないといけない低レベルがごろごろしているというような本丸はあまりないと思いますので、極が6本あるなら4-3を資材回復用マップにしてしまっていいでしょう。
また、ここで拾えるのは炭・鋼・水の3種です。
砥石は拾えませんが、そのぶんは3つめの遠征を砥石時給83と有能なB2に投入してバランスをとるといいでしょう。
フィールドマップの依頼札マス
依頼札はフィールドで拾えます。
拾いやすいのは2-4と、大太刀1以上を入れた4-2。
※大太刀を入れると初手下への分岐が確定なので、1/2で依頼札が手に入ります。
2-4はレベル制限がきついので、4-2を極刀剣5+大太刀あるいは4+大太刀+隊長育成刀で回るのが効率がいいかもしれません。
ただし、4-3も4-2も、極刀剣のレベルを上げすぎている場合はドロップが出なくなりますので注意です。
その場合はバイトを入れるなどしてレベル調整をしましょう。
刀解
刀解をあなどってはいけません。微々たるものといえど、100本200本と溶かせばそれなりの量、資材が増えます。
受取箱に入ったままの刀剣は、決してそのままにしないようにしましょう。
30日たつと消えてしまいます。
消えてしまったらゼロです。
1本ずつしか溶かせませんのでかったるいですし、刀部屋をあまり拡張していないとすぐいっぱいになってちょっとしか溶かせなくてまた受け取りにいかなくてはいけないとさらにめんどくさいですが、すくなくとも期限切れでせっかくの資源をロストしないようにだけは気をつけましょう。
また、溶かす際には、溶かしすぎにも注意です。
デイリー鍛刀を最低値でやっていれば材料は手に入りますが、錬結デイリーの達成のために、短刀1本は残しておきましょう。
推しを溶かすなんてとてもじゃないけれどむり、耐えられない、胸が引き裂かれる、だからダブった推しは全部育成している推しに錬結して吸収させてます、魂は一つなの・・・というような人もいますので、そういう宗教に関しては何も言いませんが、
システム上、錬結でもうステをあげる必要がない場合は誰に何を食わせても結果は同じです。
だったら溶かした時の資材量がもっとも少ない短刀を食わせるのが一番論理的です。
ダブっていて育てるつもりのない刀剣は全部資源と考えましょう。
間違っても、せっかくのレアがもったいないなどとレア太刀や大太刀を残しておいていざ錬結するとなったらデイリー鍛刀で作った短刀まで溶かしてしまっていて材料がなくてレア太刀を食わせるはめになったりしないように。
連結デイリーの報酬は各資材50+手伝い札1。
何を食わせても黒字ではありますが、短刀を刀解した時の入手資源が1/2/0/1に対して太刀(太刀出身の打刀3種・おそらくもとは太刀として設計されていたらしい村正含む)を1本溶かすと入手資材は4/10/10/2です。
連結に太刀を使うよりも短刀を使って太刀は刀解したほうが、手元に残る資源は少しだけ多くなります。
節約して出費をおさえる
資材回復中は、出費もおさえる必要があります。
資源が足りないという時にデイリー鍛刀で999オールを回すようなことをしてはいけません。
デイリー鍛刀/刀装作成は最低値で
デイリー鍛刀/刀装作成の報酬は各資源150です。最低値を3回回せば損失はありません。
逆にいうと重めのレシピを回すと一発で赤字になります。
とくに資材回復期の鍛刀と刀装作成は最低値を回しましょう。
余計な鍛刀はしない
鍛刀は1日3回、デイリーぶんのみ
もちろん、手伝い札を使うなどもってのほかです。
未入手のレアがあるなら回したい気持ちもわからなくはないですが、その場合はこの先の鍛刀イベントは諦めるつもりで回してください。
鍛刀で出る刀はいくらレアといえ、通常マップを回っていればドロップしますし、それこそ限定鍛刀の副産物で出る可能性もあります。
デイリー以上の鍛刀をするのは余裕があって直近に限定鍛刀のない時にしておきましょう。
刀装の追加作成は最低限に
理想はもちろん、最低値を3回回すだけ、ですが、攻略中のマップと自軍のレベルによっては、刀装がぼろぼろ溶けることもあるでしょう。
本来であればそういったマップの攻略は資材回復後にというべきですが、それがどうしても拾いたいボスレアドロのいるイベントマップであるような場合はどちらをとるかは審神者次第となります。
刀装がぼこぼこ溶けるのであれば、別項で説明しているとおりその部隊はアンダーレベルなので編成の見直しかもうすこし浅いマップでのレベリングを推奨しますが、時間がなくてそういう回り道をしていられないような時はしょうがありません。
ですが、刀装作成はあくまでも最低限にしましょう。
金刀装を揃えるのは金持ち本丸の優雅な贅沢です。
100%遠戦装備を作れるレシピはありませんので、資材が足りない時に重い銃レシピなど回すのは言語道断です。
遠戦刀装がなくても死にませんし、遠戦ができてもアンダーレベルでろくにダメは通りません。刀装が溶けるのが1戦早くなるか遅くなるか程度の差しかありません。
そんなものに資材を無駄に使っていないで、最低値を回しましょう。
そういうときは軽歩や軽騎でいいんです。どうせレベルが足りなくてぼろぼろになるんですから、高い刀装に意味はありません。
刀装が5こ作れる資源を使って重いレシピの刀装を2つ作ってしまったら、3回出撃ができなくなるということです。それは不本意ではありませんか?
少しでも出費をおさえて、とにかく回数出撃しましょう。
ゾンビアタックをするうちにレベルも少しはあがって、刀装も溶けにくくなります。
重歩だ投石だと考えるのはそれからです。
手入れにむだな札は使わない
これはイベントとの兼ね合いもありますので一概に禁止とはいいきれませんが、手入れ=手伝い札を使うという考えを持っているなら捨てましょう。
イベントで、今すぐその刀を治してまた出撃に連れていく、という時だけ札を使い、それ以外の場面、あるいは30分1時間程度の手入れには別の刀剣を編成したりその間休憩したり別のマップをプレイするなどして札を温存しましょう。
デイリーは完遂する
鍛刀を2本でやめてしまう
刀装を1つだけ作ってあと2つはつくらない
これはいけません。
刀解や連結をパスするのはデイリー報酬が入らないだけですみますが、デイリーのためだけの鍛刀や錬結は、デイリー報酬が手に入らなければなんの意味もありません。
とくに鍛刀部屋を拡張していない場合は3本めを作り忘れる可能性が高くなります。
とりこぼさないように気をつけましょう。
受取箱の中身を救出する
少し上にも書きましたが、受取箱の中身は30日で消えます。
消えてしまったらひとかけらの資材にもなりません。
わずかでもゴミレベルでも、資材は資材です。捨てるのはやめましょう。
初心者にありがちなのが、100を越えても保管してくれるので安心して放置していたら受取箱の100以外何も残っていなかった、受取箱の中身もいつの間にか大半消えていた、というようなミスです。
100を超えるとそれより前に受取箱に入ったものは見えなくなりますし、期限を通知してはくれません。自主的に確認しておかなければ知らないうちにごっそりと刀やあふれた刀装を失ってしまいます。
受取箱がいっぱいいなってある程度たったら中身を出して溶かし、一番古い刀が出てくるまでそれを繰り返しましょう。毎日何日(できれば月2回)と日を決めて受取箱整理をするのも有効です。
日々の努力を忘れずに
毎週末連続で限定鍛刀があったり、3日ごとに連続で別の限定鍛刀があってぶん回した、などがあれば仕方のないことですが、イベントのたびに「資源が足りない」「札が足りない」「小判が足りない」と嘆く審神者を見かけます。
資源はいちおう審神者のレベルに応じた一定値までは自然回復しますが、それ以上は意識して集めなければ手に入りません。札や小判にいたっては自然回復はありません。
イベントが終わった、目当ての刀が鍛刀できたからといって気を抜かずに、全力回転でなくてもいいので毎日の遠征や手間に感じない程度の日課の消化だけはすませておくようにしましょう。
100でなくても0よりは1のほうが量は多いのですから。